食べ放題のお店にいるのはバカばかり

食べ放題
横浜と言えば、中華街ですね。
中華料理のお店がこれでもか!という位並んでいます。

行ったことがある人は、いっぱいお店がありすぎてどこに入ったら良いか悩んでしまうでしょう。
私は、横浜在住なのでたまに中華街に行きます。

どんなお店に入るかと言うと、、、

食べ放題プランがないお店です。

お店を選ぶなら、食べ放題がないお店を選ぶ方と失敗しません。
横浜中華街に行くなら参考にしてくださいね。

さて、今日の本題はその食べ放題です。

最初に結論を書きますが、食べ放題に行くのはおバカな証拠です。

いくつか理由はあるのですが、まずは自分自身のことから行きましょう。

元を取ろうとして、無駄にたくさん食べる。
結果、血糖値は急上昇し、カロリーも必要以上に吸収し最終的に太る。
わざわざ不健康になるために食事をしてるようなものです。

医食同源とはかけ離れた話。
自殺行為と言ってもおかしくない。

某ダイエットのコマーシャルを見ても、出てくる芸能人はバカ丸出しだと思います。
自分で自分の身体をコントロールできないと告白しているようなものです。

さて次に、お店の経営の視点で考えてみたいと思います。

食べ放題を提供しているお店は、食べ放題というディスカウントを全面に出さないと集客できない店ということになります。
もっとも客の方も、値段でしか判断できない頭しかないから、仕方のないことかもしれませんが。。。

美味しくて口コミが広がるお店なら、食べ放題にしなくてもお客が来ます。
実際私が通っているお店は、食べ放題メニューはありません。

食べ放題をするとお店が損をするような感じがするかもしれませんが、実際は逆です。
確かに、利益率という意味では低下する可能性がありますが、利益額は食べ放題にしないよりも確実にアップします。

何故なら、食べ物の減価というのは1人前作るのと、10人前作るのでは、原材料費は10倍になりますが、人件費などを入れた原価は10倍にならないからです。むしろ1人前の時とほとんど変わりません。

飲食店の原材料は定価の30%程度と呼ばれています。
従って、500円の料理なら150円です。

500円の料理1人前を作るための減価は、店の固定費を考えないことにすると、150円+人件費です。
時給換算1,200円の人材を使って、1品5分で完成するとします。

そうなると、人件費は100円。
従って原材料費150円+人件費100円=250円ということになります。

これを10人分作るとどうなるのか?
原材料費は150円×10=1,500円。
人件費は、そうですね。1回に5人分作れるとすれば、10分ですから200円です。

従って、1,500円+200円=1,700円。
1人前当たり170円です。

では、集計しましょう。
500円の料理が売れた時のお店の利益は、250円です。

食べ放題料金を1,500円にして、お客さんが5品頼んだとします。
この時の原価は170円×5=850円、利益は650円。

どうですか?
お店の利益が上がることが分ります。

そう書くと、顧客側は1,500円で5品食べることができるからお得では?という意見が出てくるかもしれません。
確かに、1品500円を5品頼めば2,500円ですから、1,000円お得のような気がします。

しかし、そもそも5品食べる必要があるのか?という所がポイント。
不必要なものを買って、お得はありえません。

食べ放題はビュッフェスタイルにすれば、リアルタイムに作らずにすみます。
出来立ての料理を提供しなくても済むのです。
この点もお店にとって非常に都合が良い所です。

このように
先日中華街に行った際、行きつけのお店がお休みだったので、違う店を探すことに。
例によって食べ放題をしていないお店を探して入店。

ボリュームたっぷりなランチが800円程度でいただけます。
さて、何を頼もうかと考えていると店員さんがやってきて、開店30周年記念で、3,000円のコースが半額の1,500円でお得ですよ~と言ってきた。

言われてみれば確かに、このボリュームで1,500円は安い。

しかし、そもそもランチでこのボリュームを食べる必要があるのか?
普通のランチでもお腹は十分いっぱいになる。

もちろん、普通のランチを頼んだのですが充分満足できるレベルでした。