体調不良で休むことは労働者の当然の権利なのか?

体調不良で休むことってありますよね。

筆者はこれに非常に違和感を感じます。
何に違和感を感じるのかというと「体調が悪ければ仕事ができなくて当然」という風潮が蔓延している点です。
体調不良
「体調が悪く、病院に行ったら先生が安静にしなさいというので」的な話を誰でも幾度となく耳にしています。

医者が言う安静にしなさいという言葉がまるで水戸黄門の印籠のような効果を発揮してしまうのです。

しかし、これは明らかにおかしい。

労働者は労働力という価値を会社に提供することによって、給料という報酬を得ているのです。
体調が悪いから労働力は提供しなくても良い。という決まりはどこにもありません。

労働者は、日常の体調管理をし決められたスケジュールで労働力を提供する義務があるのです。

約束通りに労働力を提供できるように、体調管理をすることは当たり前のことです。

プロ野球選手だってそうです。
試合でヒットを打てるように試合以外での練習、体調管理をする義務があります。

体調管理を怠ったからこそ、体調が悪くなる訳です。

病気は自分のせいではないような雰囲気がありますが、病気は自己の責任です。

成人病だってそうです。
日ごろからジャンクフードをたらふく食べた結果、ボク高血圧なんで。。。
頭がおかしいのではないかと思います。

酒をガブガブ飲んで、γ値がなんて自業自得としか言いようがありません。

メンタルもそうですね。
うつ病になってしまった。

神経伝達物質の量や働きも十分ではなくなってきます。なかでも、意欲や気分を調整する「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった神経伝達物質が十分に機能しなくなると、感情をうまくコントロールできなくなって、うつ状態に陥ってしまうといわれています。
MSD製薬HPより引用

製薬会社のサイトにはこのようなことが書いてありました。

私はうつ病の専門家でもなんでもないので、治療法や予防法を知りはしません。

どんな仕事にでも精神的に圧迫されることはあります。
もちろん私自身も精神的に追い込まれる時もあります。

これをどうするか?
全て自分次第と思っています。

友達と会って笑うこと、感動する映画を見て泣くこと、むしゃくしゃした時にカラオケに行って大声を出し発散すること。
自分自身を自分でコントロールするのです。

ダイエットして体重を維持するのも、毎日歯磨きをして虫歯にならないようにするのもすべて自分自身の管理です。

自分自身が管理できないから、病気になるのです。

体調を崩して仕事を休むなら、まずは「申し訳ありません。自分の管理が悪くて体調を崩した結果、労働力を提供することができなくなりました。
謹んでお詫びを申し上げます」とお詫びをしてから全てのことが始まるのです。

と書くと、どうしようもない先天性の病気などはどうするのか?というおバカな突っ込みが入るかもしれませんが、この記事で言っているのは自分でコントロールできるものにポイントを絞って言っていますのであしからず。