早い者勝ちは貧乏脱出の鉄則

海外から火縄銃が伝わりましたね。
いち早くそれを生産し売り出した人は儲かりました。

ビットコインに最初に投資した人は、ご記憶の通り儲かっていますよね。
儲かり続けられたかどうかは分かりませんが。


マーケティングでこんな用語があるのをご存知でしょうか?

【イノベーター】
いち早く情報をキャッチし、取り入れ活用する人
【アーリーアダプター】
比較的流行に敏感な人
【アーリーマジョリティ】
流行に敏感な人の行動に影響される人
【レイトマジョリティ】
世の中の大多数が行動しないと行動できない人
【ラガード】
保守的な人。
流行や世の中の動きに関心が薄く、老舗、伝統という状態になるまで採用しない。

さてこの中で誰が一番儲けることができて、誰が一番損するでしょうか?
レイトマジョリティです。

何故か?理由を説明しましょう。


レイトマジョリティーだけが、自分の意思を持っていないからです。
世の中に振り回される属性と言っても良いでしょう。

自ら意思決定をしない。
お金的観点から言うと最悪です。

他の属性は程度の差があれ、自分で情報を収集しています。
判断が「自分」にあるのです。

早いもの勝ちは貧乏脱出の鉄則と書いた通り、情報収集をして常に自分の判断で取捨選択をすることが貧乏脱出の近道なのです。

太陽光発電。

制度が始まった際によーいドンで業界が始まりました。
一番最初に始めた人は、買取価格も高い状態でスタートできました。

但し、太陽光パネルは世に出たばかりで普及しておらず高額でしたが、国から補助金が出たのである程度カバーできたと思います。

あまり知られていませんでしたが、この時は土地も安かったし、行政の規制も緩やかでした。

で太陽光パネルが普及し始めると投資マネーが一斉に入りだしました。
どうなったかと言うと、
太陽光パネルは安くなり、補助金は減り、電気の買取金額は低下し、規制が厳しくなり、土地は上がりました。

つまり儲からない。ということ。

私自身は現物の太陽光パネルの投資をしませんでした。
一番大きな理由は、出口のなさ。

建物が立たない原野は、太陽光パネル以外に利用価値はありません。
将来、電気の自由化が来て売電価格が競争になったら、、、事業として成り立ちません。

事業として成り立たない土地で、且つ利用価値のない土地など誰が買うのか?

そこまで考えたら現物の太陽光発電などやれるはずもありません。
既にババ抜きは始まっていますけどね。

「現物」と書いた理由は、RIETはやっているからです。
先に書いたことは長期的に見た場合で、短、中期的に見れば投資はアリ。

その為、出口が楽なリートにしています。

話がリートにより過ぎたので、元に戻しますが、世に出たものをいち早く取り入れ活用することは儲けの基本です。

常に情報収集に活動している人と、家でゴロゴロしている人では結果が違うのは必然です。