なぜ貧富の差が広がったのか?

なぜ貧富の差が広がったのか?
今回はこのテーマで書きたいと思います。

私が社会に出ようという時代、日本はバブルの真っ最中。

特需景気、投資景気、神武景気、岩戸景気、オリンピック景気、いざなぎ景気、列島改造、ハイテク景気、バブル景気と、1945年の敗戦から驚異的な復興を遂げた日本。

「一億総中流」と言われるような時代になり、見せかけは皆、ハッピーであったが、実は貧富の差はヒタヒタと近寄っていたと思います。

海外の安い労働者がクローズアップされ、企業が海外に進出し始めたのは、ちょうどその頃。
私は、企業が海外に進出し始めたら日本の景気は悪くなると感じていました。

なぜなら、日本にいる労働者にお金が行き渡らないようになるからです。

この転換期に、単なる労働者ではなく、知的労働者に変化できなかった人のいく末は、悲劇。
リストラにあい、ハローワークには人が溢れ、やっとの思いで再就職をしたが、給料は半分。なんて事は枚挙に暇がありません。

我が家の家訓「全ては自己責任」

未来の自分に投資できなかった者の未来は暗いものとなった。
バブルがはじけてから、単なる労働者の所得は格段に下がってしまったからです。
正規雇用者になれぬ者が続出した事が多きな要因です。

非正規雇用は、一言で言えば融通の利く労働者であり、パソコンのパーツを変えるが如く、使い捨てにされる。
生活が安定しないのでお金が使えなくなり、国民の消費は冷え込み、企業の業績も悪化する。
更に人件費をカット…

デフレのスパイラル。

一方、お金を稼ぐことができる知的労働者、富裕層はどうか?

買い物が安くでき、投資に回せるお金が増え、投資資金が更なる利益をうむ、循環に入ったのです。
また知的労働者は、より良い知恵を求められた。
出せなければ、非正規雇用の道が開かれる。

現在の貧富の差は、グローバル化により労働者の価値が低下したことが原因だと私は思います。
と言っても、日本の労働者の絶対価値が下がったのではなく、相対的に下がったのです。

為替のようなものですね。

では、貧富の差を無くすためには、どうすればよいのでしょうか?

私は、貧富の差は無くならないと思います。

何故なら、貧富の差を生んでいるのは、投資が原因だからです。
投資といっても、金融商品だけの事ではありません。

「世の中に必要とされるために必要な投資」です。

もっとも効率の良い投資は、「自己投資」。
若いうちは、貯金などせず、自己投資したほうが良いでしょう。
何故なら、20の若者が自己投資をするのと、60の初老が自己投資をするのとでは、恩恵を受ける期間がまるで違うからです。

その為、若いうちは自己投資を中心に、金融商品は少々にしていおく。
年々その割合を変えていき、高齢になればなるほど、自己投資の割合を減らす。という具合です。

もっとも、高齢になると自己のスキルを高めるための自己投資は減りますが、健康でいられる為の、自己投資は必要ですが。

私は毎日電車に乗りますが、スマホをいじっている人の多いこと。
8割もの人が電車でスマホをいじっています。

そのほとんどが、ゲームやラインをしています。
私に言わせれば、「時間の浪費」以外の何物でもないと感じます。

1車両の中で、お金を生み出すためにスマホをいじっている人は、仕事で使っている人を含めても1割要るかいないかじゃないですかね。
そんな私はもちろん、スマホでこのブログを書いています。
ブログを書く時間を投資した結果、未来の収入を得る。。。ことができるかも(笑)

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