お金が増える仕組みは〇〇

複利の効果
複利の効果ってしっかり把握しているでしょうか?

何となくスゴイけど、どの位スゴイのかはよくわからない。という方多いのではないでしょうか。
今回は「複利の効果」について書いていきます。

具体的に数字を出した方が良いと思います。

毎月3万円を10年間貯めた場合、いくらになるでしょう?

30,000円×12月×10年=3,600,000円ですね。

では次。
そのお金を30年銀行に預けて年利0.01%の金利が付いたらどうでしょうか?
細かい計算方法は省きますが、30年間で受け取る事ができる利息は16,020円です。

鼻くそみたいですね。
役に立ちません。

では、複利で運用できた場合にどうなるでしょうか?
これも同じ16,020円です。

あれ?
複利の効果が全くない!?

そうなんです。
金利が0.01%程度では、複利の効果が全く効かないのです。
何故なら30年目にもらえる金利16,020円に対する0.01%って1.6円ですから。

50年積立てた場合
単利の場合に得られる利息が44,700円、複利の場合が44,727とわずか27円の差が出る程度です。

0.01%では、複利を使っても元金が倍になる年数は7,200年かかります。
今2017年です。
7,200年前っていつの時代ですかね。
縄文時代ですよ!あなた。

ここまでで、貯金がいかにバカバカしいものか分かると思います。

では、年利4%で年の複利で運用した場合、10年後の元利金はいくらでしょうか?
計算過程は複雑なので省きます。
積立てた元金は3,600,000円。

単利の場合は受取利息が714,100円。
対して複利の場合は、801,384円。
10年で87,2784円も違います。

驚くのはここからです。
30年の場合、単利が6,462,100円に対して複利は9,760,464円と3,298,364円もの差がでます。

50年の場合、単利が17,970,100円に対して複利は37,966,956円と何とその差は19,996,856円となります。

スゴイ事ですよね。
複利の効果っていうのは、お金がお金を呼ぶってところ。
金利は完全に、不労所得ですからね。

さて問題は、4%の利回りが得られるものがあるか?ってことです。

クラウドファンディングというものは、ご存知ですか?
お金を借りたい人(企業)とお金を貸したい人(企業)の橋渡しをするサービスです。

気になる金利は6~8%程度。
結構いいですよね。

でも私はやりません。
何故かというと、立ち位置を変えてみれば分かります。

もし、自分が企業の経営者だとします。
資金が必要になった時に、借り入れをする訳ですが、どこからお金を借りるでしょうか?

当然安い所ですよね。
銀行が真っ先に浮かびます。

では、クラウドファンドから借りる経営者とは?
そう、「銀行でお金を借り入れできなかった人」です。
「貸し倒れ率ゼロ%」を謳っている会社もありますが、

我が家の家訓「昨日と同じ今日が来るとは限らない」

貸し倒れゼロが続く保証もありませんし、もし貸し倒れになったら、取り返す手段ことは極めて困難です。
誰に貸しているのかも分からないのですから。。。

もちろんクラウドファンドが保証してくれることもありません。

私がやっているのは主に二つ。
一つは、株式投資です。

配当利回りの高めの株を購入して運用しています。
大体4%前後の株を購入しています。

4%の株は単純に保有すると、元を取るまで25年かかりますが、配当で更に4%の株を買複利で運用すれば、18年で元金が回収できます。
72の法則というものはご存知ですか?

利回りを72で割ると、2倍になる年数が分かる簡易計算式です。
今回は4÷72=18年となります。

もう一つの運用は、外貨です。
日本は未曾有の低金利、いやマイナス金利ですが、海外に目を向けてみると高金利の国があります。

ブラジルの13.75%
ロシア10%
トルコの8%
コロンビア共和国7.25%
南アフリカ7%
インド6.0%
などです。

こういった国の国債もいいですが、私はFXで運用しています。
私のFX運用記録は公開していますので、時間があればご覧ください。

外国債やFXは高金利が魅力ですが、為替の影響を受けます。
当然、損をするリスクもある訳です。

私は、世界中のお金は、ぐるぐる回っているだけ。という信念を持っているので、購入した通貨が高くなれば(円安になれば)放置し、安くなれば(円高になれば)購入する。というスタンスです。
その為、購入通貨が下がると、うれしいくなり、上がると「買いにくいなぁ」と憂鬱になりますw。

複利はお金が増える仕組みの元となる要素です。

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