「時間を使ってお金を稼ぐ」のか「お金を使って時間を稼ぐ」のか

今回はタイトルがそのまま内容です。
「時間を使ってお金を稼ぐ」のか「お金を使って時間を稼ぐ」のか?

多くの労働者は前者の、時間を使ってお金を稼いでいる状態です。

私自身も、本業を持っています経営者といえども労働をしています。
つまり、労働時間をつかってお金を稼いでいるということです。

この「時間を使ってお金を稼ぐ」為には、労働生産性の高い業務をすることが、とにかく重要です。
時給を例に出すと分かりやすいですね。

時給900円で働くよりも、1500円で働く方が、1.67倍効率が良いという事になります。

労働制の高い業務をするために重要なのは、自分自身の価値を高める必要があります。
短時間に多くの業務を処理する能力や、短時間にクオリティーの高い業務をすることです。

そこで必要なのは、自己投資ですね。
投資の世界でも、自己投資は最も効率のより投資として知られています。

ちょうど今、この記事を打ち込んでいる横で、中国の大連に働きに行った日本人の話が放送されていました。
日本で仕事がなく、やむなく中国の大連に行き現地に海外進出した日本の会社のサポートをするためのコールセンター働いているというお話しでした。

驚くのはその時給。
390円という信じられない世界。

物価がとても安いので何とかぎりぎり生活をすることはできるようですが、この話が破滅への片道切符だということは間違いありません。

わざわざ貨幣価値の低い国に行って、低い賃金で働くのは労働生産性を自ら低くしている事になります。
聞けば、社会保険もないそうです。

逆ですよね。
稼げるから、環境が良くない場所に行って働くのであって、わざわざ環境の良くないところへ行って低賃金で働く意味が分かりません。

「時間を使ってお金を稼ぐ」にはもう一つの方法があります。

このブログの読者さんならお分かりですね。
そう、金利。

時間をかける事によって、金利という不労所得を得ることができます。
労働生産性の観点から言えば、金利にも同じことが言えます。

より高い金利で貸せれば貸せる程、投資効率が上昇します。
高金利であればあるほどリスクが高まる点については、労働者と違うところですが。

また、お金を貸すという事は、そのお金がなくても自分の生活が困らない。という状態が絶対に必要です。
従って、自分の生活に必要なコストをできるだけ抑えることが大切。

さてもう一つの「お金で時間を稼ぐ」ですが、分かりやすい例えは「給料」というお金を使って、労働者の時間を買うことです。

自分がやらなくても済む仕事を増やし、従業員にその仕事をしてもらています。

給料の安い人間により多くの業務を処理することができれば、自分の時間がドンドン空きます。
その確保できた時間で、より労働生産性の高い業務をすることができるのです。

外注もそうですよね。
自分よりもスキルの高い人に依頼してしまった方が、経済的に合理的です。

「自分の時間を使ってお金を稼ぐ」と「お金を使って時間を稼ぐ」この両輪を意識し続けることが必要だという事ですね。

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