高配当株の増やし方

投資株の雑誌などを見ていると、「利回り5%高配当株特集」という記事をよく目にしますよね。

私も基本高配当株は好きです。

但し、大塚家具のように、本業の利益に関係なく、権力争いが原因で株主に無理な配当を出すような会社もあります。
これは、非常に危険です。

大塚家具は、2016年11月に発表した第三四半期決算で、手許現金が109億円から19億円に激減していました。
もっとも、手元の現金が減っただけで、会社経営のすべてが語れるわけではないのですが、少なくともこの時点で赤字は40億円にも上り、通常であれば、配当どころの騒ぎではないことが分かります。

ではなぜ、無理な配当を払うのか?

配当金は株主総会で決めてしまったことだからです。
いくら高配当でも、こんな会社の株を買ってはマズイでしょう。

この大塚家具。
直近1年のチャートを見ると1,500円位つけていた時期もあります。
この記事を書いている時点で1,009円。
PBRは0.68倍。
解散価値を下回っています。

個人的な趣味嗜好の話ですが、結構こういう株、好きなんです。
PBR低位株がね。
以前、マイナス金利が導入された時に、銀行株が軒並みPBR低水準になり、目ざとく購入しました。

大塚家具。
買ってはマズイですが、もらうのはアリです。

私が大塚家具の株を手に入れたのは2016年12月。
11月に得た他の株、投資信託の配当を使い手に入れましたので、事実上タダです。

業績回復しても良し、業績が悪くなってどこかが買収しても良し。



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